暦考

グレゴリオ暦

グレゴリオ暦は現在、世界各国で採用されている太陽暦の一種です。
ローマ教皇のグレゴリウス13世が1582年に制定したのでこの名が付けらました。
現在使われているキリストの生年の翌年を紀元とした西暦は紀年法であり、暦法はこのグレゴリオ暦をあてられています。
キリスト教圏を中心に19世紀頃から世界各地で使われていくようになりました。

日本では明治5年にそれまで使用していた天保暦からグレゴリオ暦への移行が布告され普及しました。

西暦と同様の紀年法として、神武天皇即位紀元(皇紀)と併用されましたが、太平洋戦争後は使われなくなっていきました。