暦考

日本の暦

現在の日本では、暦法は太陽暦によるグレゴリオ暦、紀年法ではキリストの生年の翌年を基準とした西暦と天皇の即位時に改元する元号を併用しています。
他にも節句や六曜、二十四節気、雑節、旧暦の月の別名、十二支・十干と言った様々な年月日の数え方が存在します。

暦法では明治5年のグレゴリオ暦の導入以前は太陰太陽暦の天保暦が使用されていましたが、改暦ノ布告により明治5年12月3日を明治6年1月1日とすることなどを定められ、明治5年12月2日まで使用されていた天保暦は旧暦となりました。

日本の元号では645年の大化の改新の時に「大化」が用いられたのが最初であるとされています。
南北朝時代には、北朝と南朝が独自に元号を定めたために、2つの元号が並存する時期もありました。