暦考

暦の歴史

紀元前2100年以上前から古代エジプトでナイル川の洪水が同じ周期で起こり、その周期を恒星シリウスの動きから1年を365日であると導き出しましたた。それが最初の正確な暦と言われています。

それ以前にも暦はありましたが現在の1年とは10日から60日の開きがあり実用的なものとは言えませんでした。

その後、ユリウス・カエサルによって紀元前46年に、4年に1度、閏年を設ける現在の日数に近いユリウス暦が作られました。

ところがユリウス暦の1年は実際より長く、128年で1日ズレがあったので、1582年にグレゴリウス13世によって閏日の4年に1日の追加に加えて「西暦で100で割れる年の場合、その商がさらに4で割り切れない年は平年とする」等の改訂を加えて、現在使われているグレゴリオ暦が完成されました。